学ぶことが人生

勉強が大好き。40過ぎても勉強。語学、読書、仕事等を通した勉強の記録。

『風神秘抄』荻原規子

大好きな荻原さんの作品、ずっと本棚に眠っていた本をやっと読んだ。荻原さんは神話のイメージがあったので、平安末期の武士が出てくるのは新鮮だった。

でもやっぱりおもしろい! 荻原さんの作品はなぜこんなにおもしろいのだろう。大好きだ。不思議なタイトルは後白河法皇の『梁塵秘抄』からとっているという。悪源太義平って名前は知っていたけれど、くわしく知識がなくて、グーグルで調べた。源義朝の息子で、頼朝の兄だって。平家物語をきちんと読んでいないから知らなった。

最後の熊野のシーンは圧巻だ。扉を開くというイメージがすっと頭に入ってきた。

また空色勾玉から読み返したくなった。本全部処分しちゃったんだよなー。捨てるんじゃなかった。