学ぶことが人生

勉強が大好き。40過ぎても勉強。語学、読書、仕事等を通した勉強の記録。

親への恨み

精神科医の樺沢先生によれば、2人に1人くらいは親への恨みを抱いているらしい。「毒親」なんていう言葉もある。

 

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私にも親への恨みがある。楽しかったことよりも嫌だったことのほうがすぐに思い出せる。自分が挑戦したいことを「そんなの無理に決まっているでしょう」と一蹴された。1度ならず、2度、3度とあった。そのことをずっと引きずって生きてきた。自分が何かでうまくいかなかったときにこの恨みが出てくる。「あのとき挑戦していたら……」「あのとき親に応援してもらえていたら……」。つまり人生における失敗を、全部とまではいかないが一部親のせいにしようとしているのだろう。なんてもったいないことをしていたのか。「あのとき挑戦していたら」と思うのだったら、そのときまた挑戦すればよかったのだ。

大愚和尚もおっしゃっている。

 

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「今、ご両親はあなたのことを何も邪魔していない。あなたを苦しめているのは、ご両親じゃない。自分なんです」

ほんとにそうだな、と思った。

恨むも忘れるも自分次第。自分の一生を恨みで満たし、恨みに苦しみ続けるのか、恨みから自由になり、一生を挑戦で満たすのか、決めるのは自分である。樺沢先生は「恨み続けるか、許すか、二つに一つ」とおっしゃっている。私ももう許そう。できないことを親のせいにするのでなく、「できない」と決めつけず、挑戦していこう。「あのときできなかったこと」は、今やってみればいいだけだ。