ホリエモンの教育論
堀江貴文『将来の夢なんか、いま叶えろ』を読みました。
彼が教育に対して言っていることには賛同します。
「ランドセルをなくせ」は本当に納得しました。
私は京都の田舎出身で、なんと小学校ではランドセルがなかった!
この市(京都市ではありません)の方針のようで、リュックサックのような軽い素材のリュック指定でした。
その自分の経験から、自分の子供(千葉県内の小学校に通っている)が重いランドセルに重い教科書を何冊も入れて毎日通っているのを見て、「こんなに重たいランドセル要る??」と思っています。ホリエモンに強く同意します!
あんなに丈夫なかばんに入れるほど貴重な物なんて入ってへんやん。リュックサックで十分やって。
堀江氏は「東大以外の大学は行く価値ない」とも言っています。
言いたいことはよくわかります。大学全入時代です。
大卒であることにそれほどの希少性がなくなってしまった。
マーケットで、「大卒」というだけでは価値が低い。
マーケットで価値を持つためには少なくとも「日本では」東大レベルである必要がある。
どんな大学であっても「大卒」であることが価値がある業界もあるのかもしれないけれど、漠然と「誰もが行くから」「就職に有利だから」というだけの理由で進学することはお勧めできない。「大卒」の肩書がほしいためだけに4年間通うのだろうか? 失礼な言い方だが、大学のランクによって受けられる教育の質も左右される。質の低い大学に4年間通うのと高卒で別のスキルを身につける道に進むのと、どちらがよいか?
なーんてことを私も考えます。教育に対するホリエモンの考え方には同意できる点が多いです。
でも、最後のほうで、「ベーシックインカム」を無条件に受け入れているのには驚きました。「ベーシックインカム」ってどうなんでしょう。知識がないのであまり意見を言えませんが。